発起人会議について
発起人とはどのような人のことでしょう?
発起人とは、
会社設立の企画や設立準備を行い、
出資者でもある人です。
発起人は1人とは限りません。
1名以上であれば何名でOKです。
会社設立にあたって、
発起人のメンバーと人数を決定します。
発起人会議は、発起人によって
以下のような事柄を決めます。
・商号
・事業目的
・発行可能株式総数
・設立に際して発行する株式の総数と1株の金額
・各発起人が引き受ける株式の数
・資本金払込の金融機関
つまり、発起人が1名以上の場合は、
定款に記載するような上記の事柄に異議がないかを
全員に確認するために行われます。
そのため、発起人が1人の場合は、
発起人会議は不要です。
以前は、この発起人会議で決定したことを議事録にして、
発起人全員の記名、押印をして
『発起人会議事録』を作成する必要がありました。
これは、従来金融機関が払込金保管証明書を
発行するときに欲しがっていたので
作成が必要でした。
しかし、会社法施行後は
この払込金保管証明書自体が不要となったので、
議事録の作成も不要になりました。