定款の作成2 絶対的記載事項
1)商号
商号とは、会社名のことです。
2)会社の事業目的
設立する会社が行う事業内容を書きます。
3)本店(本社)の所在地
本社を置く住所のことです。
4)設立に際して出資される財産の価額またはその最低額
会社の設立に際して、出資者から出資してもらおうとしている財産の総額、
または設立に際して、出資者に最低限出資してもらおうとしている額の
いずれかを記載します。
5)発起人の氏名または名称および住所
発起人とは、
[株式会社の設立にあたって、定款の作成、資本金の払込、
設立登記に関する事務手続等の業務を行う者のこと]
を言います。
簡単に言うと、
「会社の資本金を出す人のこと」です。
発起人と取締役は同じ人でも違う人でもかまいません。
一人で会社を立ち上げる人の場合では
必然的に「発起人=取締役」となりますね。
この5つの中で特に重要なのは、
1)商号と、2)目的です。
この2つは、自分の意思で決めていかなければなりません。
会社を興そうとするなら、決して、
人任せにできない部分ですよね?
この2つの項目は大切なところなので、
次のカテゴリで詳しく説明します。