定款の作成5 その他のポイント
定款に記載する、商号、目的以外の
6つの項目についてポイントをお話します。
1)発行する株式の総数
会社設立時の発行株式数ではなく、
将来にわたって発行できる株式の数です。
株式譲渡制限があれば、好きな数にできます。
2) 株券の種類
会社法では、原則、株券は発行しません。
株券を発行する場合のみその旨記載します。
1株券、5株券、10株券、50株券、100株券の
5種類が標準です。
ただし、1株券は必要になります。
3)取締役及び、監査役の員数
以前は、取締役3人、監査役1人が必要でしたが、
会社法になってからは必要なくなりました。
取締役会を設けない場合は、あなた1名とすればOKです。
4)営業年度
期間は1年です。
4月ー翌年3月とするのが一般的です。
5)設立に際して発行する株式
資本金=設立時発行株式総数×1株当りの払込金額となります。
つまり、1株いくらの株式を何株発行するかということです。
法務局で相談にのってくれます。
6)最初の営業年度
会社の設立日から、直近の営業年度の末日。
3月31日が一般的です。