口座の開設
商売をする上でのお金のやりとりをするため、
銀行口座の開設が必要になりますね。
会社の設立の準備の時に
資本金の払い込みに使った口座は
発起人個人名義の口座でした。
まだ、会社が誕生していなかったからです。
会社が誕生し、法的・公的に認められたので
会社名義の銀行口座を作ることができるわけです。
さて、どこの銀行を選ぶか悩むところです。
第一に、会社の本店の近くの銀行を選びましょう。
そうでないと、銀行によっては
開設できない場合があります。
また、口座開設の手続きをスムーズにするためには、
すでに開設している個人の口座がある銀行や、
すでに法人の口座を開いている人の紹介などがあれば活用しましょう。
あとは、自分の好き嫌いで選べばいいと思います。
口座開設の手続きは、個人の口座を開くのと変わりありませんが、
どのような会社なのかを、銀行の担当者から聞かれることもあるので、
ある程度は準備しておきましょう。
聞かれることは次のようなことです。
社長の経歴
会社の事業内容
銀行のこの支店(または本店)を選んだ理由
銀行との取引の内容(入金、出金など)
なお、特に銀行側から質問などもなく、
世間話程度ですんなり開設できてしまう場合も
あります。
ただ、口座開設の申込書に、
会社の基本事項(商号、本店、事業目的など)の記入を
しなければならない場合もあるので、最低限の準備は必要です。
口座が開設されるまでの期間は、
申込みからおよそ3ー5営業日ほどかかるようです。
もちろん銀行によっても違いますし、
繁忙期などの時期によっても異なります。
手続きに必要な書類とともに、
事前に銀行に問い合わせておきましょう。